COLUMN 02

どちらがオススメ?

レッドマークとグリーンマークのルイボスティーどんな違いが?

どちらが優れているとかではなく、料理やシチュエーションに合わせて選んでOK!

ルイボスティーのレッドと
グリーンはどこが違うのでしょうか

どちらも同じルイボスから作られるお茶ですが、製法が違います。レッドは収穫した茶葉をルイボスが持つ酵素の働きで、紅茶のように自然発酵させて製茶します。一方、グリーンは茶葉を急速に乾燥させて酵素の働きを止め、緑茶のように発酵させずに作ります。

レッドとグリーンで、
ポリフェノールの含有量に差はありますか

アスパラチンは、発酵させると含有量が大きく低下します。つまり、茶葉を発酵させたレッドよりも、グリーンの方がフラボノイドやアスパラチンの量は圧倒的に多く、フラボノイドで10倍以上、アスパラチンでは40倍以上の差があります。ただし、ポリフェノール全体で見ると、レッドにもしっかりと含まれています。

グリーンよりもレッドの方が
優れている点はありますか

お茶は嗜好品ですから、栄養分だけではなく味の好みも大切だと思います。和食の時は緑茶、洋食の時は紅茶など、相性によって飲む物を替えますよね。ルイボスティーも同じように、濃い味の肉料理にはレッド、和食にはグリーンなど、料理や気分に合わせて選ぶと楽しくなります。

一度にたくさん飲むよりも、 数回にわたって継続して飲むのがおすすめです

ポリフェノールの効果は、
どの程度体内で持続するのでしょうか

ポリフェノールは水に溶けやすい水溶性の性質を持っています。水分と一緒に体内に吸収されるため、比較的短時間で効果を発揮する一方で、余ったポリフェノールは尿と一緒に排出されてしまいます。多くの研究者によるこれまでの報告では、摂取後約2時間でピークを迎え、4時間後には消えてしまうといわれています。

ポリフェノールを効率よく摂取する
タイミングを教えてください

一度に大量に摂取するのではなく、効果が切れる時間、3~4時間ごとに細かく分けて取るのが効果的だと思います。また、空腹よりも、朝食・昼食・おやつ・夕食など、食事と一緒に取った方が効率よく吸収することができます。

コーヒーや緑茶の代わりに
ルイボスを飲むのがいいということですね

そうですね。アンチエイジングや糖尿病、痛風などの予防にも役立つと考えられるアスパラチン。その成分をお茶として手軽に取ることができるルイボスティーは、健康寿命を延ばすために、今後ますます注目を集める飲み物と言えるかもしれません。健康をもたらすだけでなく、飲みやすく、続けやすく、扱いやすいルイボスティーは、忙しい現代人にぴったりのお茶ではないでしょうか。

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レッドルイボスと
グリーンルイボス

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含有量の違い

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参考文献:Journal of Agricultural and Food Chemistry
(2003) South Africa

ルイボスティー摂取後の
抗酸化力の変化

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参考文献:Unfermented and fermented rooibos teas
(Aspalathus linearis) increase plasma total antioxidant capacity
in healthy humans, Food Chemistry (2010)


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