ルイボスマークの
茶葉一覧

業界で統一された基準はない
ルイボスティーには業界や国で統一された等級や名称はなく、各社独自の基準に基づきグレード分けを行っている。
ルイボス茶葉を購入する際は、①茶葉のカットサイズ、②茎の含有量などの基準が明確になった茶葉を選びたい。ポリフェノールをほとんど含まず、風味もない茎の部分を細かくカットしてブレンドしている商品もあるので要注意。
ルイボスの葉と茎
ルイボスは「葉」と「茎」からなる。葉は色が濃くポリフェノールが多く含まれ、茎は白く硬い。葉の割合が多いほどグレードが高くなる。

開発商品に合わせて選べる多彩なグレード
ルイボス社の全グレード(茶葉の種類)と特徴は上記一覧の通り。開発する商品により、適材適所の選択ができるよう設計されている。
レッドマーク(発酵茶葉)はJP12、16、20、グリーンマーク(非発酵茶葉)はJP12、16と分類される。この数字は、1インチ当たりの「ふるい」の目の数で、数字が大きくなるほど目が細かいことを示している。茎は茶葉よりも太いため、ふるいが細かいJP20が最も茎の割合が少なく、茶葉のカットサイズも細かくなるので参考にしてほしい。いずれにしても、厳しい官能検査をパスした、上位10%の荒茶のみ使用しているので、各グレードとも高品質であることは間違いない。
日本での販売実績

(2019年度実績)

レッドマークJP12
(旧グレード名:ルイボスチョイス)
発酵茶葉

レッドマークJP12


レッドマークJP12
オーガニック
特徴・主な用途
単独でリーフティーとして。他のフレーバーティーやハーブとの相性も良く、ブレンドティーのベースとしても最適。
カットサイズ・風味 | 茶葉のブレンド比率 (平均値) |
茎の割合 | 風 味 |
---|---|---|---|
3種類のグレードの中で一番粗い。 ほのかな甘みとルイボス本来のまろやかな味と香り。 |
M10
M12
M16
M20
M60
13.0 %
22.7 %
22.2 %
29.2 %
12.8 %
|
一番多い |
ほのかな甘みとルイボス本来のまろやかな味と香り。 |

レッドマークJP16
(旧グレード名:ルイボススーペリア)
発酵茶葉

レッドマークJP16


レッドマークJP16
オーガニック
特徴・主な用途
均一にショートカットされた茶葉は汎用性に優れ、ティーバッグ製品として最も人気のある茶葉。またペットボトル等の飲料原材料としても最適。
カットサイズ・風味 | 茶葉のブレンド比率 (平均値) |
茎の割合 | 風 味 |
---|---|---|---|
均一なショートカットJP12と比べより細かい |
M10
M12
M16
M20
M60
1.2 %
8.1 %
18.4 %
38.8 %
33.2 %
|
少なめ |
ほのかな甘みと心地良い木の香りや草原の空気を思い出させるしっかりとした味と香り。 |

レッドマークJP20
(旧グレード名: ルイボスクラシック)
発酵茶葉

レッドマークJP20


レッドマークJP20
オーガニック
特徴・主な用途
茎の割合が最も少なく、柔らかな茶葉の部分を最も多く含むグレード。日本向け茶葉のうち、上位15%以内の希少な茶葉。
カットサイズ・風味 | 茶葉のブレンド比率 (平均値) |
茎の割合 | 風 味 |
---|---|---|---|
均一で美しく繊細な茶葉 |
M10
M12
M16
M20
M60
0.0 %
0.3 %
3.5 %
36.9 %
59.0 %
|
最も少ない |
雑味がなく、短時間の抽出で「ルイボスレッド」と言われる深い色と上品な風味が出る茶葉は最高品質のティーバッグ製品に最適。 |

グリーンマークJP12
(旧グレード名: グリーンルイボスプレミアロング)
非発酵茶葉

グリーンマークJP12


グリーンマークJP12
オーガニック
特徴・主な用途
圃場から収穫された新鮮な茶葉を集めて作られる、全収穫量の5%未満の希少な茶葉。非発酵の茶葉で、ポリフェノール含有量は発酵タイプであるレッドマークより多い。
カットサイズ・風味 | 茶葉のブレンド比率 (平均値) |
茎の割合 | 風 味 |
---|---|---|---|
JP16より大きな粒で長いカット |
M10
M12
M16
M20
M60
9.0 %
35.0 %
32.0 %
18.6 %
5.3 %
|
少なめ |
ソフトでまろやかな風味は煮出し用茶葉として最適。他の茶葉の味を引き立てるため、リーフティーやハーブティー等とのブレンドにも。 |

グリーンマークJP16
(旧グレード名: グリーンルイボスプレミアショート)
非発酵茶葉

グリーンマークJP16

グリーンマークJP16
オーガニック
特徴・主な用途
圃場から収穫された新鮮な茶葉を集めて作られる、全収穫量の5%未満の希少な茶葉。非発酵の茶葉で、ポリフェノール含有量は発酵タイプであるレッドマークより多い。
カットサイズ・風味 | 茶葉のブレンド比率 (平均値) |
茎の割合 | 風 味 |
---|---|---|---|
短く均一なカット |
M10
M12
M16
M20
M60
1.5 %
12.1 %
22.3 %
38.5 %
22.5 %
|
少なめ |
ほのかな柔らかい緑色と深いまろやかな風味。抽出がJP12と比べより早く、ティーバッグに最適。食事茶として和食やエスニック料理との相性も抜群。 |