TOPICS 02

成長の一途を辿って40周年。
世界一となった日本のルイボス

どのようにして定着していったのか

1983年にルイボスティーが日本に上陸して以来40年。消費量は右肩上がりで増え続け、現在、日本は世界一の輸入国となっている。その成長を支えてきたルイボス・マーケティング・リミテッドの代表、クリントン・ガス氏に、この数十年を振り返ってもらった。

ルイボスティーは日本にどのように
広まっていったのでしょうか

日本で販売されて間もない頃は、ルイボスティー=健康茶というイメージが強く、まだ値段も高くて、健康マニアが好んで飲むものでした。それが1990年代、テレビの情報番組でルイボスティーの持つ抗酸化作用が紹介されたことで、体に良いだけでなく美容にも優れたお茶として一般の人にも広まりました。

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2009年に約380tだった日本への輸出量は、2013年から急激に上昇。2022年には2,787tと、13年で約7倍に増えている。国別数量でも2018年にドイツを抜き、日本が初めて世界一の輸入国となった。

国内での消費が急速に伸びていった
要因は何ですか

2013年に大手飲料メーカーからペットボトルが登場し、その2年後にはスーパーのプライベートブランドとしてお手頃価格のティーバッグやペットボトルが販売されるようになったことで、“健康のために飲むお茶”から“オシャレで手軽なお茶”へとイメージが変わっていきました。

ルイボスティーは今後さらに
成長していくと思いますか

日本は他の国と違い、お茶を冷やして飲む文化が根付いています。ノンカフェインのルイボスティーはお子さんにも安心なので、麦茶のように家族みんながいつでも手軽に飲めるお茶として、今後さらに愛される存在になってほしいと思っています。

最新調査で分かった
認知度・愛飲率の高さ

2022年12月、ルイボス・マーケティング・リミテッドは、大手調査会社クロス・マーケティングと共同で、ルイボスティーの消費者調査を実施した。対象となったのは、日常生活で市販のお茶類を月に1回以上飲用する20~69歳の全国の男女3,000人。その調査から見えてきたのは、全年代にわたる認知度と飲用率の高さだ。

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特に女性は、各年代でルイボスティーの認知度が70%を超え、飲用経験も約60%、飲用率は60代を除く各年代で44%以上と、高い水準にあることが示された。印象を測るイメージ調査では、健康の維持・向上のためのお茶として一番認知されていることが浮き彫りに。現代社会においては、男性も健康志向や美容意識が高まりつつあるので、今後の需要拡大につながるポテンシャルを秘めている。

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健康・美容意識の高い30〜40代女性から高い支持を集めていることが分かったルイボスティー。機能イメージは「抗酸化作用がある」が緑茶に次ぐ2位。「ポリフェノール摂取」はコーヒーを抜いてトップとなった。

消費者調査の詳細はこちら
(PDF)

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